人事労務デューデリジェンス

デュー・デリジェンス(Due Diligence)とは、対象となる不動産物件や企業の買収を行う場合に、その資産価値や収益力、様々な法的リスク等を精査する手続きをいいます。

人事労務デュー・デリジェンスは対象となる企業や事業の人的組織及び労働関係に関する簿外債務や労働社会保険所法令にかかる法的リスクの存否を明らかにすることにあります。

 

人事労務デュー・デリジェンスの流れ

調査項目に関するお打合せ

やじるし

対象会社へ開示資料を請求・収集

やじるし

対象会社へ面談・書面等ヒアリング

やじるし

対象会社現地調査

やじるし

対象会社経営者インタビュー

やじるし

調査報告書提出

やじるし

報告会

 

人事労務デューデリジェンスにおける主な確認事項

1.会社に関すること
①会社の沿革、概要、業務内容、各拠点
②人事労務に係る重要事実の確認(公表された情報、社内情報)

2.会社組織に関すること
①会社組織、各組織の役割、人員構成・配置、所属長の役割
②役員に関する情報
③株主総会、取締役会、その他人事労務に係る会議の各議事録
④過去における組織再編

3.許認可・届出
①人事労務に係る許認可
②人事労務に係る申請及び届出

4.従業員に関すること
①人数、雇用形態、職種
②管理職に関する情報
③労働条件通知書・雇用契約書
④出向・転籍等各種契約書
⑤就業規則、賃金規程、退職金規程、その他社内規程
⑦処分記録・通知書・退職等の書類
⑧解雇
⑨従業員との紛争

5.労災に関すること
①発生状況
②発生後の対応
③メンタルヘルス発生状況
④安全衛生管理体制

6.労働時間管理に関すること
①出勤簿、賃金台帳
②タイムカード
③労働時間に関する協定書・届出書
④有給休暇の管理、消化率、その他取扱い

7.行政等監督機関に関すること
①是正勧告・指導の事実、報告状況
②労働関連諸法令の違反状況、改善状況

8.労働組合に関すること
①組織・加入状況
②加入経緯
③対象会社との関わり合い
④労働協約、各種協定

 

 

株式会社日本人事労務ソリューションズのデュー・デリジェンスサービスについて

労働社会諸法令に精通した社会保険労務士が人事労務デュー・デリジェンスを実施します

デュー・デリジェンスは特にM&Aにおいて実施されることが多く、主に3つの役割があります。1つ目は買収目的を達成するためのビジネス・デュー・デリジェンス、2つめは企業価値算出のための財務デュー・デリジェンス、最後に対象会社の事業全般に係る法的リスクを洗い出す法務デューデリジェンスです。
人事労務デュー・デリジェンスは法的デュー・デリジェンスの一部として扱われることが一般的ですが、M&Aの成功のカギは「人の問題」と言われ、そこで労働関連諸法令に精通し、人事労務管理の専門家である社会保険労務士が関与することの意義は大きいといえます。

M&Aの目的は新事業進出、事業規模拡大、対象会社の救済など様々です

人事労務デュー・デリジェンスは、M&A取引におけるリスクが許容出来るものであるか限られた時間の中で判断しなければなりません。戦略的なM&A取引ではなおさらです。限られた時間の中で納得のいく人事労務デュー・デリジェンスを実施できることがカギとなります。

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